ワイドのボックスなんて安くて買いたくないよ!
配当が安いとはいえません。上手な買い方を意識することが大切です。
競馬でワイドボックス買いの有効性をご存知ですか?配当金の低さから、「ワイドのボックス買いは儲からないんじゃないの?」と感じている人や「当たったところで損しちゃうんじゃない?」と思っている人がほとんどかと思います。
誤解なさっている人も多いのですが、ワイドの配当はそれほど安くはありません。この記事ではワイドボックスとはどういったものかの説明からはじまり、ワイドの平均配当を紹介して行くのでワイドに対する誤解を解くことができます。
さらに、ワイドボックス買いについて紹介していき、ボックス買いの有効性まで解説します。競馬においてワイドボックスがいかに有効であるか理解ができ、ワイドがメイン馬券種となる人までいるかもしれません。
この記事を通して競馬におけるワイドボックス買いの有効性を学び、毎週(毎日)の競馬開催で有効に活用しましょう。
ワイドボックスとは?偶然の当たりも狙える馬券
馬連で買った馬が1着と3着!悔しい!
ワイドのボックス買いなら当たりですよ。
ワイドのボックス買いとは3頭以上を指定し、指定した馬2頭が3着以内に入れば当たりという馬券です。3着以内に入れば着順は関係なく当たりとなります。
競馬で買った馬が1着3着となり、くやしい思いをしたことがある人はたくさんいるでしょう。そういった場合でもワイドなら当たりです。
そのため競馬をはじめたばかりの人でも当たりやすく、リスクも抑えながら楽しめる馬券の買い方だと言えるでしょう。
穴馬(人気のない馬)同士で決着がついた場合にはそれなりに高額な配当金が見込めるため、決してあなどることができない馬券です。
しかし、それでもなかなか穴馬を狙い撃ちするのが難しい。そんな時に有効となるのがワイドのボックス買いです。偶然の当たりも狙えるため、上手くいけば万馬券を当てることも可能です。
ワイドボックスの点数ごとに確率や平均配当などを紹介している記事もあるのでぜひご覧ください。
では、ワイドの平均的な配当金を見ていきましょう。上手に活用することで本命馬券派の人も穴馬派の人も馬券の手助けとなります。
ワイドの平均配当はいくら?イメージしているほど安くはない
ワイドなんて配当が安いから買いたくない!
あくまでも中央値ですが、平均配当は安くありませんよ。
ワイドの平均的な配当金と他馬券種との配当金を並べてみました。ここでは2015年~2021年までのデータを参考にしています。
【各券種の平均配当】
単勝配当 1036.7円
複勝配当 346.8円
枠連配当 2161.1円
馬連配当 5837.4円
馬単配当 11570.1円
3複配当 23018.8円
3単配当 143872.2円
ワイド配当 1988円
あくまでも単純な平均値ではありますが、ワイドの平均配当は2000円代とイメージほど低くはないでしょう。的中率の高さからもメイン馬券種として戦える馬券だと言えます。
ワイドのボックスは何通り?計算方法は?
ワイドボックス買いは買う頭数を広げれば点数がどんどん増えていき、当たっても損をする(トリガミ)となるリスクが高くなります。
ボックスの点数早見表はこちらです。
引用:JRA
ワイドのボックスの点数は頭数×(頭数-1)÷2=点数 で算出することができます。
ワイドのボックス買いはなるべく5頭以内を目安に選択するようにしましょう。上記でも検証していますが、5頭以上になると当たっても損をする確率の方が高くなってしまいます。
それでは、ワイドのボックス買いのポイントを紹介します。
- 人気馬と穴馬を絡めたボックス買いをする
- 3着以内に入ることが確実な馬を絡める
上記を意識するだけでボックス買いの的中率、回収率は間違いなく上昇します。それでは詳しく解説します。
人気馬と穴馬を絡めたボックス買いをする
ワイドのボックス買いの基本は人気馬と穴馬両方を絡めたボックス買いをすることです。これだけで的中率や回収率は上昇します。
人気馬だけのワイドでは的中率が高くても回収率は下がります。穴馬だけのボックスは当たった時の破壊力は高く回収率の向上が見込めますが、的中率は著しく下がります。そこで人気馬と穴馬両方絡めたボックス買いをすることで的中率、回収率を上昇させることができます。
競馬の決着は1~3番人気の内1頭が3着以内に入る確率が90%以上あります。しかし1~3番人気だけで決着する確率は7%しかないという面白い事実が。そこで両方を絡めたボックス買いをすることで当たる確率が高くなり、高い配当を拾えるチャンスも高まります。
3着以内に入ることが確実な馬を絡める
1~3番人気の内1頭は3着以内にはいる確率が90%以上あることを説明しました。つまり、高確率で3着以内に入る馬を1頭選択すれば的中率が高くなります。
高確率で3着以内に入る馬を選択する際は、なるべく主観を避けてください。客観的なデータで確率が高く、成績からも大崩れのない安定感のある馬を選ぶことをおすすめします。
主観に頼らず客観的なデータから確率が高い馬をボックスの軸に選ぶことで、あなたの馬券的中率は間違いなく向上します。
ワイドボックスの有効な場面を紹介!デメリットもある
それでもボックス買いをした方がいい場面がわからない!
人気所できまるか波乱となるかレース傾向を見極めることが大切です。
馬券には3着以内に入ることが必然であった必然性の馬券と展開や位置取りに恵まれて偶然3着以内に入った偶然性の馬券が存在します。ワイドのボックス買いは必然性や偶然性両方狙い撃ちに有効な馬券です。
そして、ワイドが他の馬券種に比べて優れているのが複数的中もあるという点です。3頭選び、全て3頭で決着することも珍しいことではありません。複数的中により3連系の配当に並ぶこともあるのは大きなメリットでしょう。
一方でワイドのボックス買いにもデメリットがあります。デメリットとしてあげられるのは以下の点です。
オッズによりボックス買いが使える場面が限られる
単勝1倍代がいる時や小頭数でのレースではワイドボックス買いをするべきではありません。このような場合点数を広げてしまうと当たっても損をする危険性が高まります。
1倍代の馬がいる時、小頭数の時には必然性の馬券出現率が高まり点数を広げても配当が追いつかず、損をしてしまいます。ワイドのボックスよりもワイドの流し、もしくはフォーメーション買いが有効となるでしょう。
また、具体的な馬選びに迷ってしまう人はぜひこちらの記事もご覧ください。軸馬や相手馬の選び方を紹介しています。
ワイドボックス買いは偶然の馬券も狙える!ボックス買いが有効な場面の見極めが大切
今回はワイドのボックス買いについて紹介しました。ワイドボックス買いの有効性がご理解頂けたかと思います。
また、ワイドボックス買いに有効である点数や買い方のコツを紹介しました。ボックス買いをすることにより必然性の馬券、偶然性の馬券両方を狙えることが可能であることもお分かり頂けたかと思います。
ワイドのボックス買いをすることにより思わぬ高配当を取ることも可能となります。ボックス買いをする場面を見極めて適切な買い方を心がけることであなたの馬券的中率と回収率は大幅に向上することでしょう。
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