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競馬の18頭立てレースで3連単を全通り購入するとどうなる?組み合わせ数や必要資金、高配当を狙う買い方のコツも解説

目次

競馬18頭立てレースで3連単を全通り購入した場合の基礎知識

競馬の18頭立てレースで3連単を全通り購入すると、どれくらいの組み合わせや費用になるのか気になる方は多いです。ここではその基礎を分かりやすく解説します。

3連単全通り購入時の組み合わせ数と計算方法

3連単は、1着・2着・3着になる馬を順番通りに当てる馬券の種類です。18頭立てレースでは、全ての組み合わせを購入しようとするとその数はかなり多くなります。

具体的な計算方法は「18頭から1位、残り17頭から2位、さらに残り16頭から3位」を選ぶので、18×17×16=4,896通りです。表にまとめると以下の通りです。

頭数組み合わせ数
10720
121,320
152,730
184,896

このように、頭数が増えるほど組み合わせが一気に増える点に注意が必要です。買い方によっては点数を減らす工夫もできますが、全て購入する場合はこの組み合わせ数が必要になります。

実際に必要となる金額と注意点

3連単は1点100円が基本単位です。18頭立てレースで全通り購入すると、4,896点×100円=489,600円となり、約50万円近い資金が必要です。この金額は一般的な趣味の範囲を超えると言えるでしょう。

また、全通り購入しても、配当金が購入金額を下回るケースも多くあります。特に人気馬が上位に入った場合、払い戻しが低くなりやすいです。さらに、締切時刻直前は投票が集中するため、買い漏れや操作ミスにも注意しましょう。

3連単全通り購入のメリットとリスク

全通り購入の最大のメリットは「必ず的中する」ことです。どの馬が1〜3着になっても必ず当たり馬券を持てます。

一方で、リスクも無視できません。購入資金が非常に大きくなるため、回収できるケースは限られます。多くは、払い戻しが購入金額を下回り、損失につながる可能性が高いです。大勝ちを狙うよりも、堅実な楽しみ方を心がけることが大切です。

3連単の買い方と点数計算のポイント

3連単には複数の買い方があり、それぞれ特徴や点数計算の方法に違いがあります。ここでは主要な買い方や点数計算のコツを分かりやすく紹介します。

フォーメーションやボックスなど主要な買い方の特徴

3連単の代表的な買い方には「ボックス」「フォーメーション」「1頭軸マルチ」などがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。

・ボックス:選んだ馬がどの順番でも1〜3着になれば的中。点数は多くなりがちですが、順番を気にせず当てたい場合に使われます。

・フォーメーション:1着・2着・3着に入る馬をグループ分けして組み合わせる方法。的中の幅を広げつつ、必要な点数を抑えられます。

・1頭軸マルチ:軸となる馬を1頭決め、その馬が1〜3着に入るパターンを全て購入します。相手を何頭にするかで点数が変わります。

それぞれの買い方を使い分けることで、自分の予想に合った戦略を立てやすくなります。

点数計算の基本と早見表の活用方法

3連単の点数計算は、選び方によって異なります。ボックスの場合は「選んだ頭数×(選んだ頭数−1)×(選んだ頭数−2)」で計算します。また、フォーメーションやマルチはやや複雑になります。

迷った時は競馬場やネットで配布されている「点数早見表」を活用すると便利です。たとえば、5頭ボックスなら60点、6頭ボックスなら120点など、一覧表で素早く確認できます。

買い方選んだ頭数点数
3頭ボックス36
5頭ボックス560
6頭ボックス6120

早見表を使うことで、無駄な買いすぎや買い漏れを防ぐことができ、予算管理にも役立ちます。

効率的な買い目の絞り方と実践テクニック

効率よく的中を目指すには、買い目の絞り方が重要です。まずは自分の予想で自信のある馬を1〜2頭軸に設定し、相手を数頭に絞る方法が有効です。

また、人気馬だけでなく、展開や馬場状態などを考慮した予想を織り交ぜることで、点数を無駄に増やさずに済みます。パドックや直前の情報も活用しながら、冷静に買い目を決めましょう。

無理に多くの組み合わせを買いすぎると、資金が分散してしまいます。予算を決めて、その範囲内で効率よく組み立てることが大切です。

3連単で高配当を狙うためのコツと戦略

3連単で高配当を狙いたい方も多いですが、そのためにはポイントやコツを押さえて戦略を立てることが欠かせません。ここでは狙い方のヒントを紹介します。

万馬券が出やすいレースの見極め方

高配当が出やすいレースにはいくつか共通点があります。たとえば、能力差が小さい混戦レースや、芝・ダートの変わり目などに注目です。

また、出走馬の過去の成績が似通っていたり、人気馬が不安材料を抱えていたりする場合も、波乱が起きやすくなります。出走馬の数が多いほど、組み合わせも増え配当が上がりやすい傾向です。

特にG1などの大レース、ハンデ戦、雨天時の不良馬場などは波乱含みになりやすいため、高配当を狙うチャンスと言えるでしょう。

人気薄の馬を絡める予想方法

高配当を狙うには、人気馬だけでなく「人気のない馬」を絡めることがポイントです。パドックでの気配や馬体重の増減、前走の内容などを細かくチェックして、意外性のある馬を見つけましょう。

また、騎手の変更やコース替わり、得意距離への出走など、小さな変化にも注目してください。人気薄の馬を2着や3着に加えるだけでも配当は大きく跳ね上がります。

過去の好走パターンや、当日急な人気急落があった馬を積極的に馬券に加えるのもひとつの戦略です。

オッズと資金配分を意識した賢い買い方

高配当を狙う時は、オッズを見ながら資金をどう配分するかが重要です。期待値の高い組み合わせに多めの金額をかける「資金配分買い」も有効です。

たとえば、確率が低いと思われる組み合わせは少なめ、当たりそうな組み合わせにはやや多めに配分するなど、メリハリをつけて購入できます。全てを同じ金額で買うだけでなく、勝負どころに絞って資金を集中させましょう。

また、オッズの変動をこまめにチェックし、発売締切ギリギリまで状況を見極めることで、効率よく高配当を狙えます。

18頭立てレースにおける全通り購入は本当に儲かるのか

全通り購入は確実に当たる反面、本当に利益が出るのか気になる方も多いでしょう。ここでは期待値や実際のデータから検証します。

期待値と実際の回収率を検証

期待値とは、長期的に同じ賭け方を繰り返した場合の平均的な回収金額のことを指します。競馬の場合、全通り購入を続けても胴元(主催者)の控除率があるため、理論上は100%を下回る回収率になります。

3連単の控除率は約27.5%です。つまり、長期的に全通り購入を続けると、単純計算で100万円賭けても平均して約72.5万円しか戻らない計算になります。これはあくまで理論値ですが、実際もそれに近い傾向が見られます。

短期的に大きく勝つことはあっても、続けるほど損失が積み上がるリスクが高くなります。

過去のG1レース実績から見る全通り購入の結果

過去のG1レースで全通り購入を仮定した場合、回収率はやはり100%を下回るケースが多いです。特に人気馬が上位に来たレースでは、的中しても配当が低く、購入金額を大きく下回ることもあります。

一方で、予想外の結果になった場合には一時的に大きな配当を得ることもありますが、それもごく稀です。全通り購入は一攫千金を狙うよりも、堅実な運用には向いていないと言えるでしょう。

年度レース名配当
2022年有馬記念約20万円
2023年日本ダービー約50万円
2023年天皇賞(春)約5万円

このように、高配当となった場合でも、全通り購入の費用を下回ることがほとんどです。

全通り購入をおすすめできる人とできない人

全通り購入は「絶対に当てたい」という強い動機がある方や、予算に余裕があり、あくまで話題作りや検証を目的とする場合には選択肢の一つとなります。

一方、資金を効率よく使いたい方や、着実な回収を目指す方にはおすすめできません。的中しても利益が出にくく、リスクに見合ったリターンを得にくいのが現実です。

楽しみ方や目的に応じて、自分に合った購入方法を見極めることが大切です。

まとめ:競馬18頭3連単全通り購入の現実と賢い楽しみ方

18頭立てレースの3連単全通り購入は、確実に当たる反面、資金や回収率の面で現実的ではないことが分かります。高配当狙いの場合も、効率的な買い方や予想の工夫が欠かせません。

大事なのは、自分の予算や楽しみ方に合った買い方を選ぶことです。買い目の絞り方や資金配分、高配当を狙う戦略を取り入れつつ、無理のない範囲で競馬を楽しむことが、長く続けるコツと言えるでしょう。

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