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枠連で同じ枠が的中する仕組みとゾロ目のルールをやさしく解説

目次

枠連で同じ枠が的中する仕組みと基本ルール

競馬で人気のある馬券のひとつに「枠連」があります。ここでは、枠連で同じ枠が的中する仕組みと、基本的なルールについて解説します。

枠連の基本的な意味と特徴

枠連は、出走馬が枠ごとに割り振られた「枠番」を使い、1着と2着に入る馬がどの枠だったかを当てる馬券です。たとえば「1-2」の枠連であれば、1枠の馬と2枠の馬が1着と2着になれば的中となります。

枠連は、馬を個別に指定するのではなく、枠ごとにまとめて考える点が特徴です。そのため、同じ枠に複数の馬がいる場合は、そのどの馬が1着や2着になっても的中となるのが魅力です。一方で、枠の構成はレースごとに異なり、特に多頭数のレースほど枠ごとの頭数が変わることがあるため、事前に枠の組み合わせを確認して購入することが大切です。

同じ枠に入った馬が上位を占めた場合の扱い

同じ枠に出走した2頭の馬が1着と2着を独占した場合、その枠の組み合わせ(いわゆる「ゾロ目」)が的中となります。たとえば8枠に2頭がいて、その2頭が1着・2着になれば、「8-8」の枠連が当たりです。

このとき、異なる枠との組み合わせで買っていた場合は的中とはなりません。複数の馬が同じ枠にいることで一度に複数の馬の順位をカバーできるため、ゾロ目の可能性も考慮して購入するのがポイントです。枠連に慣れていない場合は、同じ枠の馬が強いときにゾロ目が発生しやすいことも覚えておきましょう。

ゾロ目のケースでの枠連の当たり方

枠連でゾロ目が出るケースは、同じ枠の2頭が1着・2着を分け合ったときだけに限られます。たとえば7枠の馬2頭が1着・2着に入った場合は「7-7」の枠連が的中し、「7-8」など他の組み合わせは当たりません。

表にまとめると以下のようになります。

パターン的中する枠連
5枠の2頭が1・2着5-5
5枠と6枠が1・2着5-6
6枠と8枠が1・2着6-8

ゾロ目は出現頻度こそそれほど高くありませんが、配当が高くなることもあり、枠連ならではの楽しみ方のひとつです。特に、強い馬が同じ枠に固まったときは要注目です。

枠連と馬連の違いや使い分けのポイント

枠連と似た馬券に「馬連」がありますが、この2つの違いや上手な使い分け方を知ることで、より効果的に馬券購入ができるようになります。

馬連と枠連の組み合わせと番号の違い

馬連は、着順に関係なく1着と2着に入る「馬」の組み合わせを当てる馬券です。たとえば1番と5番の馬が1着・2着になれば、「1-5」の馬連が的中します。これに対し、枠連は「枠」の組み合わせなので、同じ枠の馬が複数いても一括でカバーできます。

馬連の場合は、馬単位で組み合わせを考えるので細かく狙えますが、枠連はまとめて買えるため点数が少なくなりやすいです。番号の付け方も、馬連は出走馬の「馬番」を使い、枠連は1枠~8枠などの「枠番」を使う違いがあります。

枠連ならではのメリットやデメリット

枠連のメリットは、同じ枠に強い馬が複数いる場合、一度の購入で両方をカバーできる点です。また、枠をまとめて狙うので点数を抑えやすく、シンプルな買い方ができるのも魅力です。

一方で、デメリットもあります。細かい組み合わせを狙えないため、狙いたい馬が違う枠にいるときは馬連に比べて効率が悪くなることもあります。また、枠の割り振りによっては思わぬ組み合わせが抜けてしまうことがあるため、事前の確認が大切です。

枠連と馬連の具体的な使い分け例

枠連と馬連を使い分ける際は、レースの状況や出走馬の配置によって選ぶのがおすすめです。たとえば、同じ枠に強い馬が複数いるときは枠連でまとめて狙い、強い馬がバラバラに配置されている場合は馬連で細かく狙うと効率的です。

また、的中率と配当のバランスも考慮しましょう。枠連は点数を抑えながら的中率を上げたいとき、馬連は配当を重視して穴馬も狙いたいときに向いています。このように、目的やレース展開に合わせて柔軟に使い分けることで、より楽しむことができます。

枠連の買い方や点数計算のコツ

枠連を購入する際には、買い方や点数計算を理解しておくと無駄な出費を減らしつつ、効率良く馬券を組み立てられます。

通常購入とボックス購入の違い

枠連の買い方には「通常購入」と「ボックス購入」があります。通常購入は、狙いたい枠の組み合わせを1点ずつ選んで買う方法です。たとえば「1-3」「2-4」など、個別に選んで購入します。

一方、ボックス購入は複数の枠を選び、その中から考えられる全ての組み合わせを自動的に購入する方法です。同時に多くのパターンをカバーできるため、買い漏れを防ぐことができます。どちらの買い方も目的によって使い分けが大切です。

枠連ボックス購入時の点数計算と注意点

枠連ボックス購入では、選んだ枠の数によって購入点数が決まります。例えば、3枠をボックスで選んだ場合、組み合わせは以下の通りです。

  • 3枠ボックス:3点(1-2、1-3、2-3)
  • 4枠ボックス:6点(1-2、1-3、1-4、2-3、2-4、3-4)
  • 5枠ボックス:10点

点数が増えるほど費用も増えるため、予算に合わせて選ぶことが大切です。また、同じ枠内で1着・2着が決まる「ゾロ目」もボックスを選んだ場合には自動的に購入に含まれます。無駄な点数を増やさないように注意しましょう。

枠連で購入できない組み合わせや返還のケース

枠連には購入できない組み合わせや、返還となるケースがあります。たとえば、同じ枠に1頭しかいない場合(単枠)は、その枠でゾロ目を買うことはできません。

また、購入した枠に出走取消や競走除外が発生した場合、その枠を含む組み合わせは返還の対象となります。事前にオッズ表や出走表で枠の割り振りや出走状況を必ず確認しましょう。返還になると、該当の購入分は払い戻されるので安心です。

枠連を活用したおすすめの馬券戦略

枠連を使った馬券戦略を知ることで、初心者でも効率よく馬券を楽しめます。ここでは実践的なポイントを紹介します。

枠連が有効なレースの特徴

枠連が有効なレースにはいくつか特徴があります。代表的なのは、多頭数のレースで同じ枠に実力馬が集まっている場合です。このようなレースでは、ゾロ目の可能性も高まります。

また、荒れやすいレースや、予想が難しい場合にも枠連は便利です。理由は、馬単位で考える馬連よりも、予想の幅を広げてカバーできるためです。オッズが分散しやすい条件でも、枠連を活用することで的中率を高める戦略が立てられます。

人気順や穴馬を狙う枠連の買い方

人気馬が同じ枠に固まった場合は、その枠を軸に枠連を購入すると安定した的中が狙えます。逆に、人気薄の馬が同じ枠にいる場合は、思い切ってその枠を含めた組み合わせを購入することで、高配当を狙うことも可能です。

たとえば、人気枠+穴枠という形で購入すると、バランスよく狙えます。表にすると以下のようになります。

狙い方配当期待度
人気枠中心1-2低~中
穴枠混合1-6
穴枠同士6-7非常に高

このように、レースごとの枠の分布を見ながら柔軟に組み立てるのがポイントです。

失敗しにくい枠連購入のポイント

枠連で失敗しにくくするためには、まず出走馬の能力や人気だけでなく、枠の配置にも注目しましょう。実力馬が複数同じ枠に入っている場合は、その枠を中心に組み合わせを広げます。

また、余裕を持って複数の枠をボックスで購入し、予算オーバーにならないように点数を計算しておくことも大切です。直前の出走変更などにも注意し、枠割りや出走馬の最終情報をチェックしておきましょう。無理な穴狙いを避け、自分の予想スタイルに合った買い方を選ぶことで、長く競馬を楽しめます。

まとめ:枠連の同じ枠の仕組みと活用方法を理解して競馬をもっと楽しもう

枠連は、初心者でも挑戦しやすく、シンプルなルールながら奥深い楽しみ方ができる馬券です。特に同じ枠の馬が上位を占めるゾロ目の仕組みや、枠ごとに幅広くカバーできる特徴を理解すると、より効率的に馬券を組み立てられます。

馬連との違いや、枠連ならではの買い方・戦略を知ることで、レースごとの展開や枠割りに応じて柔軟に馬券を選べるようになります。自分の予想スタイルや予算に合わせて、枠連をうまく活用し、競馬の楽しみをより広げてみてはいかがでしょうか。

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