馬連流しは馬連の買い方の中でも基本的な買い方です。競馬をはじめたての人やこれからはじめたい人は「馬連流しって何?」と思う人や「買う馬をどう選べばいいの?」と思う人もいるでしょう。
馬連の流しは競馬の勝ちを目指す上で非常に重要な買い方になります。購入点数も抑えやすく自分の買った馬に注目がしやすいので競馬観戦の楽しさをより感じることができる買い方です。
この記事では馬連流しの解説からはじまり、購入点数が何点になるのか説明します。また、ややこしいボックスやフォーメーションといった買い方の違いまでお伝えします。
おすすめの買い方もお伝えするのでこの記事の通り買うだけでも馬券を当てることができるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
馬連流しとは?軸1頭の点数は相手の数で決まる
馬連は1着になる馬と2着になる馬を当てる馬券で1着と2着の順番は関係なく当たりになる馬券。馬連流しは1着か2着に入る可能性が最も高いと思う馬を軸に決め、1着か2着に入るかもしれない相手を複数選び軸から相手に流す買い方です。馬連馬券の特徴についてはこちらの記事をぜひごらんください。
>>馬連とは?競馬初心者にも買いやすい馬券!特徴を解説、馬単との違いまで
軸を1頭に決めた買い方では相手の数で購入点数が決まるので計算する必要はありません。軸が2頭以上で相手が複数になる場合には購入点数が増えるので、自分が買う点数を考える必要があります。参考までに以下に早見表を掲載します。
()内は軸馬同士の組合せを含む場合の点数です。
軸1頭 | 軸2頭 | 軸3頭 | |
相手1頭 | 1点 | 2点(3点) | 3(7点) |
相手2頭 | 2点 | 4点(5点) | 6(9点) |
相手3頭 | 3点 | 6点(7点) | 9(12点) |
相手4頭 | 4点 | 8点(9点) | 12(15点) |
相手5頭 | 5点 | 10点(11点) | 15(18点) |
馬連の流しは馬券の基本的な買い方です。馬券の購入は競馬場だけではなくネットでの申し込みも数分で可能。具体的な購入方法は以下の記事を参考にしてください。平日でも競馬が楽しめる地方競馬の登録方法も解説します。
馬連流しとボックスとフォーメーションの違いを解説
馬券の購入はさまざまな方法や狙い方があるため最初は多少わかりづらいかもしれません。主に、流しの他にボックスやフォーメーションといった買い方があり、それぞれ簡単に紹介します。
馬連ボックスとは?軸馬を決めない買い方
馬連のボックスは流しとは異なり、軸馬を決めずに選んだ馬の全ての組合せを買う買い方です。当たる確率は高くなりますが、買う点数や金額は多めになってしまう点に注意。
流しで軸馬をA、相手にB、C、Dを選んだ場合当たりになる馬券は以下になります。
A-B A-C A-D
買う馬は合計4頭で上記の購入点数は3点ですね。対して馬連ボックスで同じ馬を買う場合の組合せは以下になります。
A-B A-C A-D
B-C B-D
C-D
同じ4頭でもどれか2頭が2着に入る組合せを全て買うので点数は6点になります。最小金額を100円とした場合購入金額は600円です。組合せを増やすことで当たりの確率は高くなりますがその分儲けは少なくなります。
馬連ボックスについてもっと詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
馬連フォーメーションとは?馬連軸2頭以上と一緒
フォーメーション買いとは主に3連単や3連複を買うときに使われる買い方で、馬連では軸2頭流しからがフォーメーションと同じ意味になります。フォーメーションはボックスや流しよりもより細かく狙いたい馬を指定する買い方です。
3連単では1着2着3着になる馬をそれぞれ着順ごとに指定する買い方、点数は流しよりも絞り、買いたい馬を狙い撃ちする買い方です。馬連に関しては軸2頭流しからがフォーメーションに当たるので点数は上記の表の通りになります。
馬連軸2頭や3頭も場合によっては有効的な買い方です。人気所だけで点数を増やしてしまうと当たっても損をしてしまうのでレースの波乱度を考えて使うことが基本的な使い方になります。
ここからは、軸1頭流しや軸2頭などのおすすめの買い方を紹介します。同じ買い方をするだけでも十分に勝つことが可能です。
馬連流し軸1頭と2頭以上のおすすめの買い方
まず、基本的な馬連軸1頭流しの買い方から紹介します。軸1頭の軸選びですが、1~3番人気の中で近走の着順が安定している馬を選びます。軸1頭流しでは軸馬が2着以下になった場合ではすべての馬券が外れてしまいます。
単勝の人気が1番人気の2着以内に入る確率は50%、2番人気は40%と単純な確率だけ見ても非常に高く、人気馬を選んでおけば軸馬に関しては高い確率で当てることができます。
問題の相手選びですが、人気所の馬をもう一頭選び中穴~穴馬を含めた4~5点買いをおすすめします。この買い方では確率の高い人気所同士の決着を損をしないように保険馬券として機能させつつ穴がはいったときの高配当を期待できる買い方です。
中穴~穴馬探しは自分が入ると思った穴馬を狙えば問題ありませんが、それでは自信がない場合には競馬予想サイトの印を頼ることもおすすめします。競馬予想サイトでは根拠をもって穴馬を紹介するので相手探しに迷う場合には有効です。
こちらは競馬情報を発信するサイトとして8年の運営をしており、無料会員登録だけでもおいしい買い目の情報を手に入れることができます。軸馬や相手選びに迷ったときには参考にするだけでも活用ができます。
〔無料〕プレミアム馬券情報を入手!軸馬を2頭以上にした馬連の流し
軸馬を2頭以上にする場合は波乱度が高く荒れることが見込まれるレースで使うようにしましょう。自信がないから軸を2頭にするといった場合では損をする場合が多くなります。
軸を2頭以上にする場合はそれなりの戦略を持って選ぶことをおすすめします。馬連軸2頭の具体的な買い方は軸馬同士の性質が反対の馬を選ぶことが有効となります。
例えば、軸1頭は逃げ馬で2頭目は追込み馬。もしくは軸1頭目を人気所で穴馬に流し2頭目を穴馬にして人気所へ流す。反対の性質をもった馬同士を軸にすることでさまざまな展開にも対応ができる有効な馬券となります。
しかし、馬連の流しは基本的には軸1頭流しをおすすめします。余分な馬まで多く買うことになるので当たる確率と金額が見合わなくなってくる可能性が高いです。長期的な馬券収支を考えた場合軸2頭よりも、馬連軸1頭流しとワイドの併用などの方が有効となります。
馬連流しとあわせて買いたい!ワイド馬券
当ブログでは、さまざまな馬券種を組み合わせて買うことを重要視しています。1種類の馬券では「惜しくもハズレた馬券」や「予想できない組合せ」がどうしても出てくるでしょう。違う馬券種を買うことで、「偶然の当たり」を「確実な当たり馬券」に、確実な当たりの利益を最大に引き上げます。
流しに限らず、馬連を買う際にはワイドもあわせて買うことをおすすめします。詳しい理由はこちらの記事でも解説しているのでご覧ください。
>>馬連とワイドの違いを比較!どっちを買う?
上記の記事でも解説していますが、馬連は穴馬から、ワイドは人気サイドからの買い方がお得な傾向にあります。馬連で穴馬の高配当を狙いつつ、ワイド人気サイドで確実な当たりを狙っていくことが非常に有効です。上手く全的中した時の効果は抜群。1度に大きな利益も狙えるでしょう。
馬連で高配当を狙い、ワイドで攻撃的かつ保険馬券としても機能させることが可能です。馬連流しはワイドと組み合わせることで威力を最大限に発揮します。
ワイドの買い方についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
>>ワイド馬券で競馬は勝てる!
馬連流しは競馬の基本的な買い方
今回は馬連流しの点数やボックスなどとの違い、おすすめな買い方の紹介をしました。馬連流しは馬連の基本的な買い方なので、競馬をはじめたばかりの人やこれからはじめたい人にもおすすめな買い方です。
ボックス買いとは違い、軸馬を決めるとレースでその馬に注目すれば良いのでレース観戦がより楽しめることになります。また、軸馬を人気馬にすることで最後まで上位争いをしてくれる可能性が高いのでさらに楽しむことができるのです。
競馬場に足を運んで競馬に興味をもった人も多いと思いますが、今はネットからでも簡単に馬券の購入ができます。さらに、競馬は土日だけではなく平日も夜まで開催されています。馬連流しも活用できるのでこちらの記事もぜひご覧ください。