「地方競馬で稼いでみたいけど思ったより難しい」
「地方の馬の事まではよく知らないんだけど…」
「地方競馬は騎手で買えって聞いたことがあるけど方法?」
地方競馬をはじめてみたけど、思ったよりも当たらないし稼げない、と思った方はいませんか?
この記事では地方競馬を騎手から予想する方法を紹介します。
中央競馬に比べると1レースあたりの出走頭数も少なく、比較的馬の実力で決まりやすいことが多い地方競馬ですが、この記事を読むと騎手買いの重要性がわかるようになります。
地方競馬を始めてみたい、稼いで見たい方は、ぜひ最後までご覧ください。
・地方競馬を始めるならオッズパーク!!
・いつでもどこにいても馬券が買える!
・購入金額をポイントで還元!
・会員登録無料!最短3分で登録完了!
地方競馬に興味がある人はぜひこちらからご登録を!
オッズパークなら毎日競馬が楽しめる
そもそも騎手買いとは?地方競馬で稼ぐ有効な買い方
騎手買いとは、文字の通り騎手で購入する馬券を選ぶという買い方です。
競馬を予想する際には、出走する馬の実力、力関係や調子など様々なファクターがあります。
中央競馬に比べると実力上位で決まりやすいレースが多い地方競馬ですが、
そこに実力上位の騎手から買うという選択肢を入れる事で、馬券を購入する際の軸選びやヒモの選び方を絞りやすくなります。
分かりやすい例として、2021年の地方競馬で1番勝利数の多い森泰斗騎手(船橋所属)
のデータを提示し、解説します。
・森泰斗騎手
勝率 | 連対率 | 3着内率 |
23.7% | 42.7% | 55.9% |
地方競馬場の総合騎手勝鞍ベスト100 | 2021年通期 :楽天競馬
単純に4回に1回は1位になり2回に1回は3着内に入ってくるということがわかりますね!
4レース中3レースは1着にはなれないとも言えますが、複勝率、3着内率の高さを考えると、他に人気上位や、競争成績が高い馬が居たとしても、馬券を購入する際には抑えておきたいところです。
南関東のレースで稼ぐなら絶対に覚えておきたい騎手ですね。
データで見る地方競馬で買える騎手とは
森泰斗騎手は船橋所属の為、南関東の川崎、船橋、大井、浦和競馬場で騎乗する騎手です。
他の地方競馬の開催地で、騎手買いで稼ぐのに信頼できる騎手はいるのか知りたいという方に向けてリーディング上位の騎手を競馬場別に5人、ピックアップして紹介します。
勝率 | 連対率 | 3着内率 | |
吉村智洋騎手 (園田所属) | 26.1% | 45.1% | 56.5% |
岡部誠騎手 (名古屋所属) | 24.5% | 38.2% | 51.2% |
山口勲 騎手(佐賀所属) | 25.2% | 44.2% | 58.0% |
村上忍騎手(水沢所属) | 18.5% | 33.2% | 45.8% |
赤岡修次騎手 (高知所属) | 24.9% | 45.2% | 59.9% |
地方競馬場の総合騎手勝鞍ベスト100 | 2021年通期 :楽天競馬
上記に挙げた騎手は連帯率が3割~4割、3着内率が5割前後と非常に安定しており、
馬券を購入する際に抑えておきたい騎手だということがわかりますね。
とは言え勝率は2割から2割5分ですから、逆に言うと4レース中3レースは1着にはなれないということになります。
しかし、状況別のデータを見る事で、より信頼して買えて、安定して稼げるレースが見えてきますよ!
具体例として岩手競馬の水沢所属、村上忍騎手の人気別の競走成績を上げます。
勝率 | 連対率 | 3着内率 | |
1番人気 | 45.2% | 62.2% | 73.4% |
2番人気 | 24.4% | 48.9% | 62.5% |
3番人気 | 10.0% | 35.0% | 54.3% |
4番人気以下 | 5.8% | 14.6% | 24.6% |
1番人気での勝率が5割に迫っていて、3着内率が7割は十分信頼できる数字ではないでしょうか。
村上忍騎手の馬が1番人気であるならば、馬単や3連携の軸にすることの理由付けとして、十分な根拠になってきますね。
そして3番人気での3着内率が54% 4番人気以下での3着内率が25%ですから本命に出来なくても3連系のヒモに抑えるという選択肢も見えてきます。
細かいデータを見ていく事で、本命で買える騎手、馬単や3連単で稼ぐ時に入れたい騎手だという事がわかります。
上記に上げた騎手以外でも、データをみる事で稼げる騎手や買える騎手を見つけていく事ができますよ。
稼ぐならどっち?中央と地方競馬のリーディング上位を比較
ここまで地方競馬の騎手のデータを紹介してきましたが、中央競馬の上位と比べて差があるのか、気になる方もいるでしょう。
では、中央競馬のリーディング上位5人のC・ルメール騎手、川田将雅騎手、福永祐一騎手、松永浩平騎手、横山武史騎手の成績を見比べて見ましょう。
勝率 | 連対率 | 3着内率 | |
C・ルメール騎手 | 24.1% | 41.9% | 50.7% |
川田将雅騎手 | 29.6% | 41.6% | 54.1% |
福永祐一騎手 | 17.7% | 31.1% | 44.4% |
松永浩平騎手 | 15.5% | 27.3% | 36.1% |
横山武史騎手 | 12.6% | 23.9% | 30.8% |
騎手リーディング – 競馬データベース – netkeiba.com
ルメール騎手と川田騎手に関しては、地方競馬のリーディング騎手と同等の数字で、安定して3着以内に入っていることがわかりましたね。
しかし、福永祐一騎手以下からは勝率が2割を切っています。
リーディング6位以下の騎手を見ると名手と呼ばれる騎手や、G1でよく見かける名前の騎手でも総合成績で見ると意外と勝率が低いことがわかります。
中央競馬では毎週ごとに違う競馬場を走り、多くの馬に騎乗しなければならなりません。
しかし地方競馬は、南関東や岩手競馬を覗いて毎日同じ競馬場を走ります。
各騎手がコースの癖を熟知しており、天候による変化にも慣れているため、成績の良い騎手が地方競馬に多いのではないかと思われます。
走る馬も似たメンバーになりやすく、お互いの馬や騎手の事も把握していて、展開や仕掛けるタイミングの事もよく知っているので特定の騎手が安定した成績を残せるのでしょう。
数字で見比べてみる事で、中央競馬よりも地方競馬の方が、騎手買いで稼ぐことがしやすいということが見えてきましたね。
過信は禁物!人気騎手が「飛ぶ」パターン
データを見る限りでは、地方競馬は中央競馬よりも、騎手買いで稼ぐことがやりやすいことがわかりましたが、騎手だけで予想をすると痛い目をみることがあるので注意です。
ここでは、人気だった騎手が3着以下に沈んでしまうパターンを2つほど紹介します。
【過剰人気だったパターン】
中央競馬のG1の場合、「馬の事はよくわからないけど武豊騎手だから買う」といった人が一定数いるため、有名な騎手の騎乗馬はオッズが実力以上に低くなりやすい傾向があります。
地方競馬でも同様に「森泰斗騎手が乗っているから」という形で、人気が先行することがあるので注意です。
地方競馬で稼げるとは言っても、他の要素を無視して上位騎手というだけでは安定してして稼げるようにはなりません。
他の馬と見比べて競争成績が飛びぬけて良い訳でもなかったり、休み開けなどの馬が極端に人気となった場合は、上位の騎手だとしても冷静になってみる必要があります。
【騎手本人が得意ではないレースだった】
総合成績では安定している騎手でも、特定のコースや距離が比較的苦手ということがあります。
例として森泰斗騎手ですが、
勝率 | 連対率 | |
浦和 | 29.7% | 48.6% |
船橋 | 26.2% | 43.8% |
大井 | 16.1% | 33.4% |
川崎 | 24.4% | 46.7% |
このように南関東4競馬場の中では、大井競馬場は比較的勝率が低い事がわかりますね。連帯率3割なので、極端に低い訳ではありませんが、絶対視するには少し弱いと言えます。
なので、他の3競馬場と同じ感覚で予想するのは危険と言えるでしょう。
「騎手買い」だからといって、他の要素を無視した買い方で稼ぐの難しいです。
あくまで予想するためのファクターの一つだという事を忘れないでください!
森泰斗 – 騎手詳細データ | 南関東4競馬場 |nankankeiba.com
まとめ:騎手買いは地方競馬で稼ぐための近道!
今回は地方競馬で稼ぐ方法として、騎手買いの有用性をデータと共に紹介しました。
競馬は競走馬が主役ですが、走らせている騎手のことも忘れてはなりません。
安定して稼ぎたい、万馬券を当ててみたいなど、何を目的に馬券を購入するかは人それぞれです。
レースに出走する騎手の事を良く知ることで、今までと違う予想ができたり、別の視点から馬券を買えるようになり、目的に近づく事ができるでしょう。